しかし、レスポンシブWebデザインテンプレートに変更した際に、この機能がうまく働かないことがあります。対応していないテンプレートを使用する場合は手動で設定しなくてはいけません。
トラッキングIDの確認方法は、アナリティクス設定のプロパティから、トラッキング情報をクリックしてトラッキングコードを選択すると、トラッキングIDが表示されます。(すでに登録してあることが前提です。)
トラッキングコードの手動設置
HTMLの編集を行うので、テンプレートのバックアップを取ります。参考:テンプレートをバックアップする方法
トラッキングコードは、上のトラッキングIDの下に表示されています。設置する場所は</head>の直前で問題ありません。
<!-- /アナリティクス設置例ここから -->
<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga');
ga('create', 'UA-******-1', 'auto');
ga('send', 'pageview');
</script>
<!-- /アナリティクス設置例ここまで -->
</head>
トラッキングすべてのページに設置します。トラッキングIDの横に「ステータス:データを受信しています」と出れば完了です。
念のため、自分でサイトにアクセスして確認します。うまく動作しない場合は、次の方法を試します。
クロスドメイントラッキングの設定
Bloggerは日本からアクセスすると、「.com」から「.jp」に自動で転送します。このような場合に必要なのかはわかりませんが、この方法で機能したので記録します。まず、
ga('create', 'UA-******-1', 'auto');
を、次のように書き換えます。ga('create', 'UA-******-1', 'auto', {'allowLinker': true});
ga('require', 'linker');
ga('linker:autoLink', ['wordpress-customize.blogspot.com', 'wordpress-customize.blogspot.jp'] );
そして、完成したのがこちら<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga');
ga('create', 'UA-******-1', 'auto', {'allowLinker': true});
ga('require', 'linker');
ga('linker:autoLink', ['wordpress-customize.blogspot.com', 'wordpress-customize.blogspot.jp'] );
ga('send', 'pageview');
</script>
トラッキングIDとドメインは自分のものと置き換えます。これを</head>直前に設置します。詳しくは、クロスドメイン トラッキングを設定するを参考にしてください。
アナリティクスの動作確認
レポートのリアルタイムサマリーを使って確認します。サイトに訪問者がいない場合は、自分でサイトにアクセスします。このとき、Googleアナリティクスで自分をカウントしないようにしている場合は、一度削除します。
参考:Googleアナリティクスで自分をカウントしないようにする
機能していない場合は、いくらアクセスがあってもアクティブユーザーが0になります。
正常に機能していると、現在の滞在人数が表示されます。
動作確認ができたら、忘れずに除外設定を行ってください。
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