WordPressに広告コードを貼るとコードが自動で書き換えられてしまうのを防ぐ方法

WordPressの投稿画面には、「ビジュアル」と[テキスト」があります。

アフィリエイトをやっている人は広告コードを貼り付ける関係上、「テキスト」で記事を作成することが多いと思います。



「テキスト」に広告コードをを貼り付け、「ビジュアル」で表示を確認。その後「テキスト」に戻るとコードが勝手に書き換えられています。

WordPressには自動整形という機能があり、改行(shift+enter)や段落(enter)など入れるときには非常に便利です。

しかし、たいていのASPはコードの書き換えを禁止しているため、広告を貼るときには注意が必要です。※この自動整形により変更されたコードで報酬が支払われるのか、支払われないのかは確認していません。

自動整形機能を無効化

自動整形機能を無効化する方法は、プラグインを使う方法とfunctions.phpにコードを追加する方法があります。

今回はfunctions.phpにコードを追加する方法を試してみました。
参考にしたのは「WordPressでエディタに自動生成されるタグ(<p>とか<br>)を制御する方法まとめ」です。

まずは、書かれているとおりfunctions.phpにコードを追加します。
remove_filter('the_content', 'wpautop'); // 記事の自動整形を無効にする
remove_filter('the_excerpt', 'wpautop'); // 抜粋の自動整形を無効にする

この際、「// 記事の自動整形を無効にする」と「// 抜粋の自動整形を無効にする」の前にある全角スペースを半角スペースに変更します。※上記は半角に変更済み

これをやらずにファイルを更新してしまうとエラーが出てしまいます。
エラーの内容は、「functions.phpの23行目に構文エラーがある」といった感じです。

このエラーが出るとWordPressの「テーマの編集」からはファイルが更新できなくなるだけでなく、サイト自体も表示されなくなります。

エラーが出てしまったら

うっかり全角のままファイルを更新してしまった場合は、ffftpなどのフリーソフトを使うか、レンタルサーバーに搭載されている機能を使いコードを書き換えます。

ミニバードの場合

どのレンタルサーバーでも似たような操作でエラーが解除できます。

「FTPアカウント設定」クリックして、対象のドメインを選択します。

次に、WebFTPのログインをクリックします。
ファイルマネージャ画面になるので、左側のディレクトリーツリーのwp-contentをクリックします。
以降、themes>テーマを選択>functions.phpから変更可能です。

既存サイトに適用する場合は、この変更によってスタイルが崩れる場合があります。

tableタグが自動整形されてしまう場合

上記の方法で自動整形機能を無効化してもtableタグは自動整形されてしまう場合があります。

そこで、ビジュアルエディター自体を使用しないように変更します。
ユーザー>あなたのプロフィールのビジュアルエディターにチェックを入れて、プロフィールを更新します。

自動で改行や段落は入れてほしいけどtableはいじってほしくない

そんなときは、functions.phpには何も追加せず、ビジュアルエディターにチェックを入れる。もしくは、そもそも記事作成時に「ビジュアル」をクリックしない。
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